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教員メッセージ

 昆虫の大好きなあなた、そうでもないあなた、どちらかというと好きではないあなた、そんなどなたでも私たち岩手大学農学部応用昆虫研究分野は楽しく卒業研究や修了研究に打ち込むことができます。例えば、昆虫大好きなあなたには、カイコの飼育やフィールドワークを中心にした研究を進めることができます。そうでもなければ、分子細胞遺伝のテクニックを用いたFISHマッピングはいかがですか? どちらかというと好きでないあなたには、DNAやRNA、細胞やin silicoの研究を楽しめます。教科書で習う生物学は、理学部や理工学部だけで行われたわけじゃないんです。動物におけるメンデル遺伝は、カイコの繭色の遺伝研究により再発見されました。それから約100年後の今日では、その遺伝子の本体までが解明されています。このように農学部でも新しい生命現象を発見することができます。私たちと一緒にそんな研究をしてみませんか?

佐原 健 

 昆虫が一般に小型で、寿命が短く、翅を有し、分布範囲が広い。昆虫は我々の生活に深くかかわり、農業害虫,衛生害虫がいれば、益虫もいます。昆虫は様々な知恵を持って、環境に適応し進化してきます。例えば、開放型循環系を有し、すべての内部器官は,大量の血リンパの中に浸して浮かんで、栄養成分を直接受け取れる。また生理活性物質(ホルモンやサイトカインや抗菌性ペプチドなど)が合成器官から作用器官に速やかに運ぶことができる。昆虫は環境刺激を受け、ホルモンの制御で休眠(diapause)に入り、物理的寿命が延びることができる。本研究室では外来ペプチドによるカイコ卵休眠誘導機構と生体防御に研究を行っています。昆虫生理に興味があれば、一緒に勉強・研究しませんか。

安 嬰 

 現在地球上に存在する生物は、多様な環境に対して臨機応変かつ適切な進化に成功した結果である。その進化の歴史はDNAの集合である遺伝子、染色体に継承され続けており、染色体の進化を追うことで疑似的に生物の進化を辿ることができる。地球上で最も確認されている種数が多い昆虫は、多様性が非常に多く、進化研究における有用なターゲットである。本研究室では、昆虫の生活環が大きく変化する際に、どのような染色体進化が起きているかを明らかとするため、約2億年前に共通祖先から水生と陸生に分岐したとされるトビケラとチョウ・ガの染色体を研究している。大学での研究は、今まで誰も解明したことがないことを研究する最初の機会になると思います。多くの大学や学部を調べて自身のやりたいこととやれることが合致する大学を選んで進学を目指してほしいです。

藤本 章晃 

卒業・修了生の進路とメッセージ

松橋 伊織 (2015年卒)

松橋 伊織 (2015年卒)

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